有機JAS規格を満たす農産物などに付けられる認定です。
有機JAS認定がない農産物と農産物加工食品には、「有機」、「オーガニック」などの名称や表示をつけることは法律で禁止されています。
「有機」に関しての規定は昔はあいまいで、中には化学合成された資材が使われていた農作物もあったと言われています。
世界的に農産物の貿易が盛んになる中で、日本独自の規格を整え、世界との足並みをそろえる必要がありました。
そのために生物や自然環境にできるだけ負荷を与えない農法、農薬や化学肥料、遺伝子組み換えの種を使わずに作られた農産物など、日本独自の厳しい制度を定めた「有機JAS認定」が作られました。
・種まき、植えつけ前の2年以上および栽培中に、化学的肥料および農薬は使用しない。
・遺伝子組み換え種苗は使用しない。
・年1回の登録認定機関による調査に受かる。
・定期的におこなわれる有機講習会を受講する。
その他、隣接地からも農薬が飛散しないようになど、守らなければいけないことがたくさんあります。